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放っておかずに医師に相談

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病院へいくタイミングは

落ち込んでいるというだけで、病院へ行ってもいいのだろうかと考える人も多く、それが受診の妨げになっています。もしも、落ち込んでいる日が何日も継続していて、苦しくて辛いのでどうにかしてほしいと感じているのなら、躊躇うことなく医師に相談することが大事です。うつ病は体の痛みと同様に、つらさの程度を他人に分かってもらいにくい病気です。とくに子どもの場合は語彙に乏しいため、自分の状態をうまく伝えることができないので注意が必要になります。スリ傷を痛くて仕方がないという人もいれば、ぜんぜん痛くないという人もいます。そう感じることに甘えや心の強弱の問題は関係ないわけです。どこからがうつ病なのかという、はっきりとした境界はないので、本人が痛みを感じるということであれば、医師の手を借りて、その痛みを取り除くことが大事になります。命の危険性もある病気ですから、周囲が気づいたときに早めに病院に連れていくことも重要です。ただし、本人よりも先に家族や職場の人はうつ病だと気づいた場合には、本人に辛そうだけど大丈夫かという声掛けから始めることが大事になります。いきなり病院へ行くことをすすめるのでなく、まずは本人の気持ちに共感してあげるようにします。本人は周囲の人に辛いことがわかってもらえたことで安心しますので、様子を見ながら寄り添うような気持ちで受診を勧めることが大事です。あまりに辛そうだと声をかけずにそっとしておきたくもなりますが、孤独に陥ることますます症状が悪化するので、気にかけてあげるということが大切になります。とはいえ、本人が受診したがらない場合は無理強いすると信頼関係が崩れ逆効果になりますので、まずは本人の意思を尊重します。そのうえで、放置するわけにもいかないので、市区町村の窓口や保健所に連絡して無料で相談に乗ってもらうのも一つの方法です。また、本人ではなく、家族が代理で受診できる医療機関に相談することもできますが、代理受診は医療保険がきかないので、事前に診察料を確認しておくことが大事です。軽度のうつ病の場合は、医療機関にかかることなく、いつの間にか回復していることもあります。これは日ごろの生活や周囲との関りの中で、落ち込んだ気持ちを癒すことができたからです。だからといって放置しておいていいということではなく、周囲との良好なコミュニケーションがとれずに、孤独に苦しんでいる人も多いです。落ち込みによって気力を失うと、考え方の切り替えや気分転換もできなくなるので、自然治癒はないと考え、病院で重症化を防ぐための治療を受けることが大事です。